COLUMNコラム

オーストラリアで保育士 永住権申請

    • 永住権

    • 2021年4月29日

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保育士は、幼稚園までの子供達の身の回りのお世話をするお仕事ですが、基本的な業務は食事、お昼寝、お手洗い、お歌やお遊び、衣服の着脱などの生活全般的なお手伝いをしながら幼児教育に携わるお仕事です。子供達と触れ合いながら近くで成長を見守るとても重要な役割になります。
経験はないけれど、「子供が好き」「将来子供達と関わる楽しい仕事がしたい」などに保育士という職業はおすすめです。

こちらでは永住権申請に繋がりやすいプロゴラムをご紹介しておりますが、必ず永住権を取得できるという保証はございません。永住権ビザに関するご相談等は移民弁護士へお問合せください。

日本とオーストラリア保育士の違い

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オーストラリアの保育園は”子供4人まで=保育士1人”という決まりがあります。つまり、1クラス保育士1人というわけではなく、保育園に保育士が何名いるかとういう点で保育園が受け入れられる子供達の人数も異なるのです。日本の保育園でも受け入れ体制が園ごとに異なり、共働きをされている両親となると予定に合った園を見つけるだけでも一苦労です。オーストラリアも同様に定員数があることもあり希望する園に入園をすることができないケースも多くあります。

オーストラリアではもちろん子供達と英語での会話となるので英語力は必要不可欠ですが英語には自信がある!という方でも、親御さんからの信頼性や態度なども保育士として重要なポイントとなります。現地人と同等のコミュニケーションスキルや知識が無ければ仕事探しも難しくなります。


チャイルドケア資格の種類

Certificate Ⅲ in Early Childhood Educatioin and Care

アシスタント

チャイルドケアワーカーのアシスタントやナニー(ベビーシッター)として働ける資格が得られます。0~6歳児までの面倒をみるチャイルドケアワーカーに必要な基礎的な知識・技術を身に付けられます。子供のケアの仕方、緊急時の応急処置、子供に応じた遊びや教育を計画してサポートする方法などを学びます。

サティフィケートⅢ 以上の学位は実習が含まれますので、実践的に学ぶことができます。

期間 1年3ヵ月
年齢 18歳以上
入学基準 IELTS 5.5スコア以上
料金 約$17,000 ※その他費用あり

Diploma of Early Childhood Education and Care

グループリーダー

コース修了後にはチームリーダーやマネージャーとして、チャイルドケアのカリキュラムの作成や現場監督などを行うことができます。

ディプロマコースでは、サティフィケート3で学ぶ内容に加え、人間発達や幼児成長に合わせたカリキュラム計画等を詳しく学びます。オーストラリアで将来的にチャイルドケアの仕事に就きたい場合は、Diplomaが必須と言われており、永住権獲得を目指す方はこちらのDiploma学位も視野に入れた留学プランを考える必要があります。

期間 約1.5年間 ※学校によって異なります
年齢 18歳以上
入学基準 IELTS 5.5スコア以上
料金 約$22,050 ※その他費用あり

Bachelor of Early Childhood Education

センターマネージャー

コース修了後にはチャイルドケアセンターの園長としての資格が与えられます。
Diploma を卒業後、大学進学でバチェラー(学士課程)を取得することが可能です。幼稚園教諭を目指したい方は大学進学ををおすすめします。

期間 約4年間 ※終了課程によって異なります
年齢 18歳以上
入学基準 IELTS 5.5スコア以上
料金 約$110,000 ※その他費用あり

※英語力は、指定の語学学校の中級以上の英語コースを修了すれば入学基準に値することもございます。(指定の学校はプログラムを受講する学校によって異なります)
詳しいコース詳細や費用はお気軽にお問合せください。

チャイルドケアで永住権の道

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永住権申請まで長期に渡り英語力、ビザ、就職先の問題など沢山の壁を超えることになります。資格を取得したからといって必ずしも永住権が取得できるということではありません。永住権獲得を目指す方はDiploma以上の学位取得を視野にいれることを考える必要がありますが、移民弁護士から的確なアドバイスを受けましょう。オーストラリアの移民法は毎年改正されるため、正しい情報収集をして申請に備える必要があります。

年々厳しくなる永住権申請ですが、現状、多くの移民が永住権取得を目指してオーストラリアに留学して資格を習得し経験を積んでいます。通常は、Diplomaを取ることでコース修了後の「卒業生ビザ」取得の可能性も現時点では残っておりますので、まずは職務経歴を積まれてから次のビザに繋げましょう。

オーストラリアの労働環境

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オーストラリア全体的に保育士やベビーシッター、又は住み込みのオーペアなど様々な職種があります。保育士の給料は経験値、資格、ポジション、雇用形態等により異なります。求人サイトにはおおまかな時給や給料が記載されていたり、まったく記載されていないケースもありますので、面接や契約時に給料が分かるということも少なくありません。

オーストラリアは多国籍文化であることから、移民も多く英語を母国語としない環境で育った子供達も多く滞在しているので英語力はもちろん大切ですが、文化の違いや習慣の違いを学びながら受け入れるといった姿勢も重要となってきます。親御さんからの信頼や安心感といった面も重視されますので、まずは資格を取得し基礎となる英語と知識をしっかり学ぶことで自信に繋がります。

チャイルドケアコースの入学基準

チャイルドケアコースは、一般英語コースとは異なり専門分野を英語で学ぶため英語力は重要です。
IELTSスコア 5.5 は最低限必要な英語力となります。幼児の世話や親御さんへの報告、勤務先のミーティングや上司への報告など様々な場面で高い英語力やコミュニケーションスキルが必要となります。まずは英語力をしっかりとつけてからチャイルドケアコースへ入学しましょう。

付属/提携の語学学校:指定の週数を就学

IELTS対策コース:入学条件IELTSのスコア獲得を目指す

IELTS レベルへ到達後、チャイルドケアコースへ入学です!

よくある質問

就学中に働くことが出来ますか?
はい。学生ビザは週20時間まで就労が可能です。Certificate3(実習あり)の就学中から、アルバイトやチャイルドケアの仕事へ就かれる方もいらっしゃいます。
実際のお給料はどのくらいですか?
$26~$30/時~ほどのお給料で皆さん働いていらっしゃいます。 ※金額は目安です。雇用先や就労形態にり異なります。
実習は何時間ですか?
政府の規定でCertificate3 就学中に最短120時間、Diploma 就学中に最短240時間の実習がカリキュラムに含まれるよう定められています。

おすすめの学校

    • 学校名フォー・ライフ・カレッジ・ブリスベン校
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    • 学校名ボックスヒル・インスティチュート・メルボルン校
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  • ブリスベン現地カウンセラー 高野

保育士を目指す方の中には、サティフィケート取得で十分ではないかと思われる方も多くいらっしゃるかと思います。もちろんアシスタントなどで働くことは可能ですが、ディプロマ学位以上を目指すことで永住権申請への道も見える可能性がでてきます。オーストラリアで初めて保育士資格取得に挑戦する方もこちらの記事を参考にしていただけたら幸いです。保育士に関するご質問やご相談等はお気軽にお問合せください。

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