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オーストラリアでの社会福祉士とは?

    • 2020年12月23日

社会福祉士とは別名「ソーシャルワーカー」と呼ばれる生活に問題を抱える人やその家族に対して、適切な助言・支援を行う人のことを言います。オーストラリアでのソーシャルワーカーとはどのような役割でしょうか?


オーストラリアでのソーシャルワーカーとは

ソーシャルワークの専門職は多種多様ですが、一貫して言えることは社会福祉のエキスパートであり先導者でもあります。生活する上で困っている人や生活に不安を抱えている人、社会的に疎外されている人を助けるお仕事です。よりよい社会のために人権や社会の仕組みや制度を変えていくのも彼らの重要なお仕事の一つと言えます。

クライアントは家族、学生、入院患者、高齢者など幅広く対応しており、実践的なサポートやカウンセリングまたメンタルヘルスのサポートをします。またホームレス、家庭内暴力、アルコール、薬物中毒、性的暴行、児童虐待などの様々な問題にも取り組みます。医師や看護師といった直接治療に関わる人とは異なる立場であるので、相談者に寄り添ってアドバイスや指導が出来き、早期の社会復帰を手助けします。

現在では世界中で新型コロナウウイルスが蔓延し、Australian Institute of Criminologyは7月の時点でコロナの影響で家庭内暴力を受けた女性が10%増えたと発表しており、そんな時もソーシャルワーカーが活躍しました。留学生にとっても職を失い生活が困難になったとき、サポートが必要になった時、大学のカウンセラーさんがアドバイスや相談に乗ってくれたかと思いますが、この方たちもソーシャルワーカーとも言われています。

仕事内容・役割

ソーシャルワーカーの役割は、相談者を分析し相談者に合った制度やサービスを利用してサポートすることです。既存のサービスで対応しきれない場合は新しく制度やサービスを作ります。

・ネットワークをサポートを利用して相談者の目標を決定
・DVで行き場がない時の避難所の案内
・病気、離婚、失業などの生活の変化や課題に適応できるように支援
・クライアントの進捗状況を確認しながら必要に応じて治療計画を調整
・育児放棄などの家庭内のサポート
・医療費などの経済的なサポート
・社会復帰へのアドバイス
・いじめや不登校など学校の相談と対処

ソーシャルワーカーのお仕事は多種多様で大変かもしれませんが、自分が直接だれかの役に立っているという実感を味わいやすく、日々やりがいを感じられる仕事といえます。

勤務先例

・Centrelink (オーストラリアの連邦政府の機関)
・大学
・病院
・刑務所
・政府機関
・児童保護など

ソーシャルワーカーの年収

日本では介護を含む福祉関係の仕事は事業所や雇用関係によって異なりますが一般的な正規雇用で月々手取り15万~17万、年収でいうと約250~400万円といわれます。
オーストラリアでは時給$33以上(日本円で約2,600円以上)、年収で言うと約$67,000-$80,000(日本円で約522~624万)収入も安定していて人気の職種です。

ソーシャルワーカーの資格

オーストラリアでソーシャルワーカーとして働くには福祉認定団体に登録をする必要があります。

ソーシャルワーカーの認定にはオーストラリアの福祉認定団体「Australian Association of Social Workers (AASW) 」が指定しているコースを修了した後にAASWに登録します。TAFEなどの専門学校での修学は認められておらず、大学か大学院で修学しなければなりません。

必要な英語力

一般的には学士課程で4年間、修士課程で2年間の修学になります。大学や大学院によって求められる英語力は異なります。または卒業後ソーシャルワーカーとして登録をするためにはIELTS(アカデミックモジュール)で全てのスコア7.0が必要になります。

大学入学時

IELTS (アカデミックモジュール)6.0~7.0

大学院入学時

IELTS(アカデミックモジュール)6.5~7.0

福祉認定団体への登録時

IELTS(アカデミックモジュール)で全てのスコア7.0

ソーシャルワークが学べる学校

世界でトップ100にランクインしている公立大学

  • NSW州・QLD州

    サザンクロス大学Southern Cross University

    ソーシャルワークを開講しているのはゴールドコーストキャンパスになります。4年間のフルタイムの修学では社会学、先住民の世界観、カウンセリング理論と実践、コミュニティー入門、ケース管理とケア計画、社会調査などのソーシャルワーク実践に不可欠な理論と方法を学習します。

  • メルボルンカウンセラー・Mizuki

社会福祉士のお仕事は簡単なものではなく、時に相談者の人生を大きく左右する重要なお仕事です。介護や病気、貧困、虐待、育児放棄、DVなど深刻な内容をサポート・支援することになります。オーストラリアという海外で英語を駆使しながら問題を解決できた時にはさらに達成感ややりがいを感じることが出来るでしょう!

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